【Part2】Xウイング・スターファイター ビークルモデル 002 【スターウォーズ プラモデル】

ビークルモデル 002 Xウイング・スターファイター (VEHICLE MODEL X-WING STARFIGHTER)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
第二弾です。

制作工程

下地処理

スミ入れ・ウェザリング工程の前に、下地処理としてトップコートでつや消し処理を行っています。

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(他のキットも同時につや消し処理を行っています。)


つや消し処理を行う理由ですが、

  1. つや消しをすることで、ウェザリング塗料のノリがよくなること。
  2. プラスチックへの侵食をふせぐこと。

の2点です。

ウェザリングをあまりきつくしない場合は、つや消しでのコートではなく、半光沢でコートした方がいいと思います。
今回のXウィングの場合は、がっつり汚す予定ですので、つや消しコートを選択しています。

ウェザリングカラーを使用したスミ入れの場合、下地がつや消しだとはみ出た部分のふき取りを完全に行うことができません。
どうしても周囲に塗料が伸びた感じでうっすら色がついてしまいますので、注意しましょう。



スミ入れ・ウェザリング

今回は、ウェザリングカラーを使用して、スミ入れとウェザリングを同時に行っています。

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ウェザリングカラーは、ブラックだけだと濃すぎますので、グレーを足して調色しています。
見た目かなり黒よりに見えますが大丈夫です。
もともとかなりうすめのサラサラとした塗料なので、塗ってみるとこんな感じになります。

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モールドを中心にウェザリングカラーを塗っていきます。

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スミが入ることによって、これまで見えなかった細かいモールドが現れます。

すごいです。このキット。

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細かい網目上のモールドにスミ入れすると、まるで塗装したかのように切れに塗料がのっていきます。
精密なモールドを再現するバンダイの技術力はすごいです。

不要な塗料のふき取りと、全体の色合いの調整を同時に行います。
ここでは、ウェザリングカラー専用の薄め液を使用して綿棒でふき取っています。
薄いかなと思う箇所には、ふきとりで使用した綿棒を使って少しづつ塗料を広げます。

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所謂、ウォッシングやフィルタリングを行っていることになります。

後部のエンジン部分は、数回ウェザリングを重ねることで濃い目のウェザリングとしています。

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ひととおり、スミ入れ・ウェザリングを行った状態です。

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気をつけたいポイント

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4つあるレーザーキャノンのうち、右下部のレーザーキャノンをパキッと折ってしまいました。

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とても細いパーツで、手があたってしまっただけで、折れてしまいます。
ウェザリングは慎重に行うこと、できるだけ分解した状態でウェザリングをおこなうことをオススメします。

最後に

今回の記事は、ここまでとなります。
次回は、デカール貼付け・仕上げ工程へと進みます。


この工程で使用したツール

  • 水性トップコート(つや消し)
  • Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
  • Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
  • Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液

以上のツールを使用しました。