ビークルモデル 008 AT-ST & スノースピーダー(VEHICLE MODEL 008 AT-ST & SNOWSPEEDER)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
この記事では、セットのうち、AT-STを作成します。
キットの概要
名称(日本語) | AT-ST |
名称(英語) | AT-ST |
スケール | ノンスケール |
シリーズ | EPISODE IV / V / VI |
発売日 | 2017/4 |
価格(税込) | ¥648 |
キット数 | 1 |
マーキング | シール:1、水転写デカール:0 |
スター・ウォーズEPISODE5、6に登場した、帝国軍のビークルAT-STです。
当時はスカウト・ウォーカー(別名チキン・ウォーカー)と呼ばれていました。
このキットは、スノースピーダーとAT-STという異色のセットになっています。
デカールは、テトロンシールのみが付属します。(ただし、スノースピーダー用でAT-ST用のシールはありません)
(1枚だけ、AT-ST用のシールがありました。)
キット構成
1色成型のパーツで、点数もかなり少ないです。
制作工程
切り出し・組み立て
小さいモデルで、パーツ数も少なく、切り出して一気に組み立てます。
あっという間に組み立て完了です。
足のパーツは、足1本が1パーツとなっており、残念ながら可動しません。
下地処理
スミ入れ・ウェザリング工程の前に、下地処理としてトップコートでつや消し処理を行っています。
(他のキットも同時につや消し処理を行っています。)
つや消し処理を行う理由ですが、
- つや消しをすることで、ウェザリング塗料のノリがよくなること。
- プラスチックへの侵食をふせぐこと。
の2点です。
この段階だと1色成型のため、のっぺりしていますね。
ライトのお陰で影ができるため写真ではそれなりには見えています。
スミ入れ・ウェザリング
ウェザリングカラーを使用して、スミ入れとウェザリングを同時に行います。
ウェザリングカラーは、ブラックだけだと濃すぎますので、グレーを足して調色しています。
ダークグレーでスミ入れ・ウォッシングした後に、ウェザリングカラーステインブラウンでウェザリングを行いました。
ステインブラウンを使用すると、金属のサビや油汚れを表現することができます。
マーキング
このキットにAT-ST用のシールは付属していません。
完成
ということで、あっという間に完成したAT-STです。
と思ったら、1枚だけあるシールを貼り忘れていました。
こちらで完成です。
ちょっと一手間
このブログのコンセプトは、パチ組みです。
基本塗装なし、改造なしをコンセプトとしています。
ですが、今回1ヶ所だけいじっています。
前面のブラスター砲です。
砲身の先端が開口していません。
ピンバイスの0.3mm〜0.5mmを使用して先端を開口しました。
最後に
パーツ数は少ないですが、パーツ上に彫り込まれた多くのモールドが本当に精密です。
ウェザリングを行うだけで、見違えるような仕上がりになります。
何個も並べたくなるAT-STなのでした。
スノースピーダーもセットになっており、お得でオススメなキットです。
ビークルモデル 008 スター・ウォーズ AT-ST & スノースピーダー プラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2017/04/22
- メディア: おもちゃ&ホビー
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今回使用したツール
- ニッパー:タミヤ 薄刃ニッパー
- デザインナイフ:タミヤ モデラーズナイフ
- やすり:スティックやすり
- 水性トップコート(つや消し)
- Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
- Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
- 精密ピンバイス S
- 極細ドリル刃セット
以上のツールを使用しました。