R2-D2(1/12 scale BB-8&R2-D2)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
今回は、キット中のR2-D2を制作しています。
第二弾記事となります。
スミ入れ・ウェザリング(ウェザリングカラー)
ウェザリングカラーを使用して、スミ入れとウェザリングを同時に行います。
ウェザリングカラーは、ブラックとグレーを足して調色しています。
配合は、4:1〜5:1です。だいたいです。(^o^)
このぐらいはみ出ても問題ありません。
ふき取り時に全体に色を伸ばしていくためです。
少しふきとった状態です。
ウェザリングカラーの、ステインブラウンとグレイッシュブラウンを追加します。
ステインブラウンは土・泥の表現に、グレイッシュブラウンはサビ系の表現に使用します。
いかがでしょうか。グレー単色ではなく、数色をのせて行き情報量を増やしてあげことでかなりリアルになってきたと思います。
頭部にもうすく汚しを入れています。砂ぼこりで汚れているような表現にしています。
頭部の窪みにも、砂ぼこりが溜まっている表現も自然な感じで行うことができます。
スミ入れ・ウェザリング(ウェザリングマスター)
ウェザリングカラーは、うすめのウェザリングになりますが、さらに強調したい汚れをウェザリングマスターで表現していきます。
使用したのは、ウェザリングマスターBのスス、サビ、ウェザリングマスターAのサンド、ライトサンド、マッド、ウェザリングカラーCのシルバーです。
下部のグレーパーツは、シルバー塗装していないのですが、ウェザリングマスターのシルバーでこすってあげるとプラスチック感がなくなりかなり自然に見えるようになりました。
下部は、上部とのメリハリを出したいためにかなり汚してみました。
汚し塗装は正解があるわけではなく、全体のバランスを見ながら質感や影、ホコリや汚れを想像しながら、あたかも絵を描いていくような感じでセンスで仕上げればいいと思います。
決められたとおりではなく、自分で考えますのでとても楽しい作業だと個人的に思います。
ウェザリングの効果
ウェザリングの効果の参考に、ビフォーアフターを再掲します。
汚し塗装前は、
グレーでスミ入れ・ウォッシングすると
こうなって、ブラウン系を追加して、
さらに汚して、
こうなりました。
こう見ると、ウェザリングを行う前から全く別物になりましたね。
最後に
今回の記事は、ここまでです。
ウェザリングを行うことで、リアル感な仕上がりに簡単にできますので、他は手を抜いてでもおこないましょう。
なにより楽しいですし。
次回ですが、R2-D2の頭部のライト部分のディティールアップをおこなって、仕上げにしたいと思います。
スター・ウォーズ BB-8 & R2-D2 1/12スケール プラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2015/12/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
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この工程で使用したツール
- Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
- Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- Mr.ウェザリングカラー ステインブラウン
- Mr.ウェザリングカラー グレイッシュブラウン
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
- タミヤ ウェザリングマスターA(サンド・ライトサンド・マッド)
- タミヤ ウェザリングマスターB(スノー・スス・サビ)
- タミヤ ウェザリングマスターC(アカサビ・ガンメタル・シルバー)
以上のツールを使用しました。