【クリア】スター・デストロイヤー Part4【モデルグラフィックス付録】

モデルグラフィックス2018年8号の付録になった、『スター・デストロイヤー』クリアバージョンをご紹介しています。

今回はパート4。

台座製作、ツヤ消し・光点の作成を行って完成予定です。

今さら気づいた失敗

ここに来て、モデルグラフィックス『どろうぼうひげ』さんの作例を見返して、失敗に気づきました。

遮光のためのブラックを吹く前に、作例ではホワイトで塗装されていました。

これは、光を内部で反射させるための膜になるそうです。

この手順を飛ばして、ブラックを吹いてしまっていました。

次回は、クリアーパーツは以下の手順で行うよう、メモメモ。

  1. 内側は間違っても塗装しない。
  2. 外側をホワイトで塗装。
  3. 外側をブラックで遮光。

ちなみに、違うモデルで全く光らせたくない箇所や、クリアーパーツでない箇所は、以下の手順で行います。

  1. 内部をブラックで遮光
  2. 内部をホワイトで塗装。
  3. 外部をブラックで遮光。




台座の製作

台座になりそうな物を探していたのですが、見つからず。

プラ板を使った箱組みで、台座を作成します。

ビークルモデルの台座のサイズを参考に採寸します。

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カッターで切り出し後、スミに角棒を接着し補強しています。

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台座は、ツヤ消しブラックで塗装予定です。

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穴あけによる光点作成

いよいよ光点作成に入ります。

穴あけの前に、ツヤ消し塗装を行っています。

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塗装に穴を空けることで、光点を作成していきます。

虫ピンの先を、ピンバイスにつけた物を使用すると、作業しやすいそうです。

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こんな感じなります。

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点灯させながら作業しましたが、コツがあるのか最初は中々光ってくれません。

サフが厚かったせいか、LEDの輝度が低いのか、

かなり、ゴリゴリ掘る感じで塗装を削っていきました。

思っていたより重労働。力を入れているので、思った箇所を削るのは中々大変でした。

光点を作成した後の写真がこちら。

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肉眼では、ここまで光っているように見えないです。

高感度のカメラだとかなり発光しているように見えます。

暗くするとさらに、輝きが増します。

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一部遮光が完全でない部分や、塗装面を傷つけてしまったため、発光してしまっている箇所もあります。

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3基のエンジン部分は、エンジンの根本を円形にくり抜いています。

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最後に

今回の記事はここまでです。

台座をブラックにした完成形の写真はこの記事に追記します。


この製作は、1/5000スター・デストロイヤー製作前のテストも兼ねています。
今回の教訓は、以下のとおりです。

  • 塗装(サフ)を厚くすると、光点の作成が難しい。→サフではなく、通常の塗料のブラックで薄めに塗装する。
  • 光点は開けすぎに注意。肉眼では見えない点も、写真には写る。→時々撮影してチェックすること。
  • 塗装面は傷つけないように注意。

色々経験が、役立ちそうです。


モデルグラフィックス 2018年 08 月号 [雑誌]

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