ビークルモデル 009 ジェダイ・スターファイター (VEHICLE MODEL 009 JEDI STARFIGHTER)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
キットの概要
名称(日本語) | ジェダイ・スターファイター |
名称(英語) | JEDI STARFIGHTER |
スケール | スケール表示なし |
シリーズ | EPISODE I / II / III |
発売日 | 2017/6 |
価格(税込) | ¥648 |
キット数 | 1 |
マーキング | シール:1、水転写デカール:0 |
数あるジェダイ・スターファイターの中でも、デルタ7インターセプターと呼ばれる機体です。
エピソード2でオビワンが搭乗していた機体です。
このデルタ7は、ハイパードライブ装置を搭載しておらず、ハイパードライブを行う際には、リング状のその名も「ハイパードライブリング」に接続するという仕様になっています。
実用的な仕様なのかはさておき、ファンとしては楽しいギミックを持った機体だと思います。
キット構成
キットは4つのパーツ群とシールのセットです。1パーツ群は土台なので、実質3パーツ群です。
機体自体は白の一色成型となっています。
本来、機体はとてもカラフルなカラーリングのため、付属のシールが他のビークルモデルに比べて多くなっています。
それでも、シールは足りないのですが。。(後述します)
説明書は、付属しておらず外箱の裏側に印刷されています。
制作工程
切り出し・組み立て
切り出し・組み立て工程ですが、数えるほどしかパーツはなく、あっという間に組み上がってしまいます。
拡大してみると、精密なライン・モールドが多くあるのがわかります。
下地用のコート
後ほど行うウェザリングのノリを良くするために、つや消しトップコートを吹いています。
ウェザリング
ウェザリングカラーマルチブラックと、マルチグレーを混ぜたもので、ウェザリング兼スミ入れを行います。
拭き取った後はこのようになりました。
マーキング(シール貼り)
全てのシールを貼り終えました。
ハイパードライブリング用のシールが足りません。
内側が真っ白になってしまっているのと、リングのエンジン部分前方も白のままとなってしまっています。
忠実に再現されたい方は、塗装が必須となります。
また、大きいシールが多く、せっかくのモールドが消えてしまいます。コクピット部分の曲面もシールではきれいには仕上がりません。
ジェダイ・スターファイター に思い入れがある人は、シールではなく塗装されることをおすすめします。
最後に
キットとしては、造形も面白く、絵になるキットだと思います。
残念なのは、やはりシールでしょうか。
せめて、水転写デカールであればもう少しクオリティが上がったと思うのですが。
完全版の専用デカール別売りで、発売してもらえないですかね。
ビークルモデル 009 スター・ウォーズ ジェダイ・スターファイター プラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2017/06/24
- メディア: おもちゃ&ホビー
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この工程で使用したツール
- ニッパー:タミヤ 薄刃ニッパー
- デザインナイフ:タミヤ モデラーズナイフ
- やすり:スティックやすり
- 水性トップコート(つや消し)
- Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
- Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
以上のツールを使用しました。