レジスタンス ビークルセット (RESISTANCE VEHICLE SET)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
Part3です。
下地塗装
今回も、簡単仕上げですので、基本塗装は行いません。
ですが、ウェザリングの効果を高めるため、また質感をアップさせるために、クリアーを吹きます。
今回、ミレニアム・ファルコンと、レジスタンス仕様Xウイングはつや消し。
ポー専用Xウイングは、光沢を残したいため、半光沢で仕上げることにしました。
ある程度分解してスプレーすると吹きムラや吹き残しがなく、綺麗に仕上がると思います。
Mrトップコートのつや消しと、半光沢を使用しました。
部分塗装
基本的に塗装はしないのですが、ここだけはという箇所を部分塗装します。
今回は、Xウイングのドロイドと、ポー機の「ブーステッド・アクセラレーター・ポッド」だけ塗装します。
まず、ドロイドですが、ポー専用XウイングにはBB-8が、レジスタンス仕様Xウイングには、BB-4が付属しています。
BB-4ですが、1/72スケールの説明書を参考に塗装してみます。
まず、ベースとなるベージュ・うすい茶色に見える本体は、ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンで塗ってみました。
なかなかいい感じかと。
あ、BB-4が2つあるのは、別キットの「ビークルモデル 011 Xウイング・ファイター レジスタンス ブルー中隊仕様」のBB-4もいっしょに塗装しているためです。
次に、ホワイト・ブラック・オレンジ(オレンジイエロー)・シルバーを用意して、仕上げていきます。
まずは、BB-4に黒で頭部中心部分を塗装します。
BB-8は、オレンジで、特徴のある円形を、シルバーでラインなどを、黒でレンズ部分を表現していきます。
まあ、こんなものでしょうか。
とにかく小さいので難易度は高いですが、モールドに沿って塗れば、なんとかなると思います。
ブーステッド・アクセラレーター・ポッドですが、黒鉄色で塗装しました。
ブラックとシルバーを調合しています。
目立たせたい方は、シルバーを強めにされるといいと思います。
ウェザリング
今回はポー専用Xウイングはウェザリングは行いません。
以前の「ビークルモデル 003 Xウイング・ファイター ポー専用機」では、グレーでウェザリングを行いましたが、今回は綺麗なままの艶のあるXウィングにしたいためです。
レジスタンス仕様Xウイングと、ミレニアム・ファルコンはいつものように、ウェザリングカラーのマルチブラックとマルチグレーを調合したダークグレーでウェザリングを行います。
レジスタンス仕様Xウイング
スミ入れとウェザリングを同時に行います。
スミ入れが必要な箇所にウェザリングカラーを流し込みつつ、全体的にウェザリングを行うため多めのカラーを置いていきます。
ウェザリングカラーうすめ液で拭き取れば、こんな感じに仕上がります。
ミレニアム・ファルコン
塗る面積が多いため、平筆でドバーっと全体的に塗ってしまいます。
塗り過ぎのように見えるかもしれませんが、ふき取りを行うとこんな感じになります。
コクピット部分も、ウェザリングカラーでなんちゃって塗装が簡単にできます。
最後に
今回は部分塗装と、ウェザリングを行いました。
さて次回は、デカールを貼って完成になります。
この工程で使用したツール
- 水性トップコート(つや消し)
- 水性トップコート(半光沢)
- Mr.ウェザリングカラー グレイッシュブラウン
- Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
- Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
- 水性ホビーカラー H1 ホワイト (白)
- 水性ホビーカラー H2 ブラック (黒)
- 水性ホビーカラー H8 シルバー (銀)
- 水性ホビーカラー H24 オレンジイエロー (黄橙)