【Part1】タイ・アドバンストx1 タイ・ファイターセット ビークルモデル 007【スターウォーズ プラモデル】

ビークルモデル 007 タイ・アドバンスト タイ・ファイターセット (VEHICLE MODEL 007 TIE ADVANCED TIE FIGHTER SET)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
第一弾です。

キットの概要

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名称(日本語) タイ・アドバンストx1 タイ・ファイター
名称(英語) TIE ADVANCEDx1 TIE FIGHTER
スケール スケール表示なし
シリーズ EPISODE IV / V / VI
発売日 2017/2
価格(税込) ¥648
キット数 2
マーキング シール:1、水転写デカール:0

スターウォーズEPISODE4で、大活躍?の、タイ・ファイター、タイ・アドバンストx1です。
タイ・アドバンストx1はご存知ダース・ベイダーが自ら操縦していた機体ですね。

1/144スケールのため、かなり小ぶりなキットです。
飾っておくのに適したサイズで、2機付属しているお得なキットです。

このキット自体にはスケール表示はありませんが、別に発売されているビークルモデルのXウイングや、1/144タイストライカーと並べても違和感ありませんので、1/144スケールなのではないでしょうか。

キット構成

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キットは5つのパーツ群とシールのセットです。1パーツ群は土台なので、実質4パーツ群です。
2パーツ群でタイ・ファイター、残り2パーツ群がタイ・アドバンストx1となっています。
同色の1色成型となっています。

説明書は、付属しておらず外箱の裏側に印刷されている省エネ設計です。

『ビークルモデル』の特徴ですが、シールは水転写デカールではなく、”シール”です。
薄いシート上のシールで、”テトロンシール”と呼ばれています。

制作工程

切り出し・組み立て

小さいモデルですので、どんどん切り出し・一気に組み立てます。

30分位で組み上がってしまいます。

一つの台座に2台並べて飾ることができます。

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拡大してみると、精密なライン・モールドが多くあるのがわかります。

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下地処理

スミ入れ・ウェザリング工程の前に、下地処理としてトップコートで表面処理を行っています。
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(他のキットも同時に表面処理を行っています。)

この2機は、ウェザリングは軽めにしたかったため、つや消しではなく、半光沢のトップコートを吹いています。
つや消しにすると、どうしてもウェザリングが強めになってしまうためです。

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ソーラーパネル問題

さて、このキットには問題があります。

それは、ソーラーパネル問題です。
1色成型のキットにもかかわらず、シールも付属していません。

あまりにも目立つポイントなので、このままというわけにいきません。
ただ、このブログの基本コンセプトは、基本塗装なしのパチ組です。。

ちょっと考えて、思いつきました。

塗装ではなく、スミ入れしようと。

試しに、ウェザリングカラーブラックをソーラーパネルにおいてみます。

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おおっ、これいけるかも。
細かすぎるモールドのおかげで、スミ入れ着色が可能なのです。

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マスキングして塗装よりはるかに簡単に、塗装できます。
いや、塗装ではなくスミ入れです!

強引に、ウェザリングカラーのまま、タイ・アドバンストのソーラーパネルも。
もはや筆塗り?とも見えるかもしれません。

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全部塗り終えました。

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ただ、このウェザリングカラーによる着色は1点問題があります。
それは、塗料がうすいんです。(ウェザリング用なので当たり前。)

なので、何度か薄い箇所を再度スミ入れしてあげる必要があります。

なんとか均一化することができました。
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最後に

今回の記事は、ここまでです。

スミ入れ塗装。
かなり邪道な手段ですが、コンセプトは時間をかけずにかっこよく仕上げるなので、OKです。

次回は、本当のスミ入れ・ウェザリングを行います。

この工程で使用したツール

  • ニッパー:タミヤ 薄刃ニッパー
  • デザインナイフ:タミヤ モデラーズナイフ
  • やすり:スティックやすり
  • 水性トップコート(半光沢)
  • Mr.ウェザリングカラーマルチブラック

以上のツールを使用しました。