ミレニアム・ファルコン ビークルモデル 006(VEHICLE MODEL 006 MILLENNIUM FALCON)
キットの解説、完成にいたる制作過程についてレポートします。
第一弾記事となります。
キットの概要
名称(日本語) | ミレニアム・ファルコン ビークルモデル |
名称(英語) | MILLENNIUM FALCON VEHICLE MODEL |
スケール | 1/350? |
シリーズ | EPISODE IV / V / VI |
発売日 | 2016/12 |
価格(税込) | ¥648 |
キット数 | 1 |
マーキング | シール:1、水転写デカール:0 |
スター・ウォーズ に登場するミレニアム・ファルコンのキットです。
シリーズによって、その設定年代によってファルコンの形状は異なるのですが、このファルコンはEPISODE4〜6のファルコンです。
アンテナが丸い形状をしているのが特徴です。
このキット自体にはスケールの記載がないのですが、2017年11月に発売されるビークルモデルセットには、1/350と記載があります。
このファルコンも同サイズであると考えると、1/350スケールの様ですね。
キット構成
キットは白の1色成型です。
本体の大きい上下のパーツと、側面のパーツなどで構成されています。
とにかくパーツ数は少ないです。
マーキングは、テトロンシールが1枚付属しています。
これにより無塗装でも、ある程度のカラーリングのミレニアム・ファルコンが完成します。
切り出し・組み立て
本体のパーツは大きいですが、大ぶりというわけではなく、これでもかという細かいモールドが施されています。
ここまで細かいモールドを成型できるバンダイの技術力の高さははかりしれません。
パーツを切り出しましたが、多くはありません。
細かい修整が必要な箇所も特にありませんでした。
一旦、仮組みをしてみます。
ライトの加減で、それなりに凹凸が見えますね。
もうこの時点でかなりカッコイイです。
ここから、スミ入れ・ウェザリングを行っていきます。
下地塗装(トップコート)
この後ウェザリングを行いますが、ウェザリングのノリを良くするためにコートを吹きます。
Mr.スーパークリアー スプレー(つや消し) を使用しています。
スミ入れ・ウェザリング(1回目)
ウェザリングの1回目は、ウェザリングカラーのブラックとグレーを混ぜたもので、ウェザリングを行います。
グレーは控えめに調合していて、”黒より”の色としています。
通常は、モールドに沿って、細筆でスミを入れていくことが多いですが、このファルコンはその表面積から平筆でドバーっと全体に塗っていきます。
塗り忘れる箇所が無いようにするのがポイントです。
軽くふき取りました。かなり暗い印象に思えるかもしれませんが、乾いて落ち着いてくるとそこまで黒くないように思います。
本体後部のエンジン部分は強めにウェザリングカラーを入れています。
強めに入れるためには、一旦ふき取り乾燥後、再度スミを入れてあげることで濃くすることができます。
コクピットですが、シールも付属していますが、ウェザリングカラーでスミ入れの要領で慎重に塗装してあげれば簡単に仕上がります。
万一多少はみ出たとしても、うすめ液で拭き取ってあげることで、うまく仕上がります。
最後に
今回の記事は、ここまでです。
次回は、シールを貼り、ウェザリングをさらに追加して、完成に持っていきたいと思います。
今回の行程のポイントは、このウェザリングの段階で、汚れの濃淡をつけてあげることです。より立体感やリアル感が増すと思います。
ビークルモデル 006 スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン プラモデル
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2016/12/16
- メディア: おもちゃ&ホビー
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この工程で使用したツール
- ニッパー:タミヤ 薄刃ニッパー
- デザインナイフ:タミヤ モデラーズナイフ
- やすり:スティックやすり
- Mr.スーパークリアー スプレー(つや消し)
- Mr.ウェザリングカラーマルチブラック
- Mr.ウェザリングカラー マルチグレー
- Mr.ウェザリングカラー専用うすめ液
以上のツールを使用しました。